アメリカのクラシックもいいね!

Welcome to the United States

2014年の幕開けに、アメリカ音楽の光と影を

「詩人のメッセンジャー」岩下晶子の歌と

「切れ味鋭い」宮崎真利子のピアノ演奏

でお届けします。

溢れるリズムのクラシック、 ダイナミックなミュージカル

悲しみの歴史から生まれた黒人霊歌 など

 普段コンサートで滅多に聴くことのできないアメリカ人作品の数々をどうぞお聴き逃しなく!

 

日時 2014119日(日) 開演14:00 (受付開始13:30

 

会場 横浜市大倉山記念館 ホール

 

料金 大人・高校生 ¥2,000 中学生以下 ¥1,000 (全席自由、予約優先)

 ☆ 料金精算は開演10分前までにお願いします。

 ☆ チケットレスで運営しています。

 ☆ 就学前のお子様の同伴、入場はご遠慮ください。

 

予約開始: 20131118日より    → 予約受付

 

プログラム

◆ネッド・ローレム:「余りに長く愛してはいけない」「ナイチンゲール」「アレルヤ」他

◆コープランド:バレエ音楽「ロデオ」より (ピアノ演奏)

◆ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」 メドレー 

◆黒人霊歌 他

 

演奏者

岩下晶子(ソプラノ)

国立音楽大学音楽教育学科卒業。東京藝術大学大学院修士課程、及び博士後期課程、マネス音楽院プロフェッショナル・スタディーズ・ディプロマ課程修了。第77回日本音楽コンクール声楽部門(歌曲)第1位。平成22年度新進芸術家海外研修制度研修員を務める。これまでにバッハ、ベートーベン、ハイドン、マーラー、モーツァルト、オルフ、ストラヴィンスキー、ヴェルディなどでソリストを務め、カヴァッリのオペラ「カリスト」にジュノー役で出演。二期会会員。常葉大学短期大学部音楽科講師。

 

宮崎真利子(ピアノ)

桐朋学園大学卒業後、渡米。ニューヨークのマネス音楽院修士課程修了。2008年カーネギーホールでのソロデビューを皮切りに、ニューヨーク市内近郊、欧州、日本各地でソロ、室内楽、他分野の共演等の活動を行っている。昭和音楽大学附属音楽・バレエ教室伴奏講師。

 

《メールマガジン「♪ジョイコン NEWS♪」(第3号)》より抜粋

 2014年の幕開けとなる、第7回ジョイフルコンサートは

『アメリカのクラシックもいいね!』と題して、アメリカ音楽の光と影を
「詩人のメッセンジャー」岩下晶子の歌と「切れ味鋭い」宮崎真利子の
ピアノ演奏でお届けします。

岩下さんは、2011&12年の日本フィル(小林研一郎指揮)で
 ベートーベンの交響曲第9番(合唱付き)のソリスト(ソプラノ)や、
 バッハ、ハイドン、マーラー、モーツァルト、ストラヴィンスキー、
 オルフ、ヴェルディなどでソリストを務める活躍をされています。
 
 一方、宮崎さんは2008年カーネギーホールでのソロデビューを
 皮切りにニューヨーク市内近郊、欧州、日本各地でソロ、室内楽、
 他分野の共演等の活動をされています。
 そして、ともに「ニューヨークのマネス音楽院」にて研鑽された
 ことがお二人の共演のキッカケのようです。

さて、「アメリカのクラッシック?」
 と思われる方、いらっしゃいますよね? 私もその中のひとりです。
 そこで、出演者の岩下さんと宮崎さんに、いろいろお聞きしました。
 お答えいただき本当にお二人には感謝しています。
 ありがとうございました。
 
アメリカのクラッシック音楽とは?
 岩下さんいわく、「ヨーロッパの伝統的なクラッシック音楽から発展
 した、アメリカ独自性のあるクラッシック音楽です。ポップス、
 フォークソングとも相互的な関わりが深く、クラシック音楽でない
 ジャンルとの境界線が曖昧に感じられます」と。
 ヨーロッパの伝統的なクラシック音楽に比べて、ほかのジャンルとの
 融合が特徴的ということですね。
 
アメリカ音楽の魅力は?
 岩下さんは近現代的な拍子、リズム感に彩られた旋律と和音展開、
 さらに英語という言語そのもの。
 宮崎さんはアメリカらしい大胆さとポジティブさ、曲に垣間見える
 コミカルさとおっしゃっています。
 アメリカのクラッシックは、実は忠実にクラッシックの規則に則って
 おり、その中にユーモアがあるそうです。
 「真面目そうで面白い、面白そうで真面目」だそう。
 難しいですが、聴いていてそれがわかれば相当あなたも音楽通!!
 
イタリアオペラなどと歌い方は違う?
 基本的に一緒だけれど、母音が多くて子音の協調の仕方等が異なり、
 文章の中で重きを置く言葉の位置や方法が違うそうです。
 とても興味深いですね。
 
「サウンド・オブ・ミュージック」はクラッシック?
 難しいですが、バーンスタインも、ガーシュインもオペラともミュージ
 カルとも言える作品があり、「サウンド・オブ・ミュージック」もアメ
 リカクラッシック音楽の源流に位置付けてもいいのではというのが、
 岩下さんのご意見です。
 ちなみに「サウンド・オブ・ミュージック」はドイツでは人気がないとか。
 何故なんでしょう?
 
黒人霊歌はいつから始まった?
 いつごろから始まったのかは難しいですが、アメリカに奴隷として連れて
 こられたアフリカの黒人達はアフリカ土着の音楽と英語によるキリスト教
 の讃美歌を結びつけました。
 苦しい生活の中で救いを求めて祈り、踊り、歌いました。
 アフリカ由来のリズム感や旋律感はミュージカル、ゴスペル、ジャズ、
 ブルースとアメリカ音楽のすべてのジャンルに影響を与えています。
 
黒人霊歌と奴隷制度の関わりは?
 何かしら関わりはあるとは思うけれども、はっきりとは言えないそうです。
 それは歴史の専門家にお任せするとして…。
 
 宮崎さん演奏予定のピアノ曲~ゴットシャルクの「ユニオン-アメリカ
 愛唱歌による演奏会用パラフレーズ」は、南北戦争中に作曲されたとか。
 ゴットシャルクは、南部のニューオリンズ出身にも拘らず、北部の
 連邦政府(ユニオン)を支持して、兵士や市民の前でこの曲を頻繁に演奏
 したそうです。1864年にはリンカーン大統領夫妻の前で演奏された
 そうです。

まさしく「アメリカ音楽の光と影」ともいうべき、
ブロードウェイやラスベガスの華やかできらびやかな世界、
そして反対に虐げられた者の苦しみや悲しみ、
これらに思いを馳せながら…お聴きください。

どうぞお楽しみに!

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♪12月7日更新♪

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♪11月17日更新♪

第71回演奏会「レグルス・クァルテットの挑戦」は無事終演いたしました。

たくさんのご来場ありがとうございました。

 

《当日のアンコール曲》

 ハイドン作曲

『弦楽四重奏曲第75番ト長調作品76-1』

より

  「第3楽章」

 

当日の様子(写真)を

追加しました(11/18)

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